株主・投資家の皆様へ

株主の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社は、不動産事業において、個性的な商品やオリジナリティのあるサービスを提供する中で、お客様と共に喜びと感動を分かち合い、地域ひいては社会から求められる企業として、持続的な成長を目指して挑戦してまいりました。この姿勢は、2018年3月の東京証券取引所への株式上場以降も変わることはありません。

2022年2月期(2021年3月〜2022年2月)では、売上は、過去最高であった前事業年度の売上を大きく上回り、2年連続で最高売上を達成いたしました。当社が得意とするリーシング(賃貸募集)を中心としたバリューアップによる利益の積み上げもでき、営業利益・経常利益も上場来最高となりました。しかし、東北ホテルの減損損失により最終利益はマイナスとなり、悪材料を出し切りました。
資金調達面では、コミットメントライン契約の締結やクラウドファンディングによる調達も新たに実行し、資金調達を多様化させています。東北ホテルについては、南三陸町との官民連携協定をはじめ、地方創生に貢献する事業を慎重に進めてまいります。

2023年2月期においては、主力の不動産販売事業において、土地開発事業やプレミアムマンション事業を拡充し、2020年9月に開始したケラー・ウィリアムズ・アズ(不動産エージェント事業)などと共に、更に事業を拡大致します。

また、埼玉県川口市を中心とした賃貸管理事業については、地主様やオーナー様に喜んでいただける管理会社として、管理戸数の増大を目指していきます。当社の経営理念である『空室のない元気な街を創る』の通り、空室の再生、地域の再生、ひいては事業・企業の再生へと取組み、業績を拡充してまいります。創業者として、明るい話題と実績を積み重ねられるよう展望を示し実行してまいります。

これからも、皆様方に信頼され広く社会に貢献できる企業となるよう、役員をはじめ従業員一丸となって一層精励してまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

代表取締役社長  松本 俊人

代表取締役社長 松本 俊人